今回は一軒家での施工例を紹介します。
あまり使われなかった和室は換気のお手入れを怠るといつの間にか白カビが生えることもありました。
和室は浴室、洗濯機にも近く、生乾きの洗濯物をおくこともあります。
今回は湿気対策とお家全体の補助暖房の効果が期待できるソーラーウォーマーSV14を設置します。
パッシブ換気と言われるもので、 太陽光から集熱、発電しファンで暖かい空気を送ります。
電源も必要がない為エコな設備です。ランニングコストも0です。
設置位置は基本的には南側になります。
日照時間が稼働時間に直結しますので 周囲の日射を遮る障害物の有無、太陽高度を可視化するアプリなどで設置に最適な位置かどうかを確かめます。
設置位置が決まりましたら、今度は図面や機材で柱の位置を確認します。
今回2×4のお家のは外壁が体力壁の為、特に気をつけます。
柱の位置が曖昧な場合、最悪の場合に備えて補修ができる室内側からゆっくり穴を開けることもあります。
現地調査、施主との打ち合わせが終われば、材料を用意していよいよ取り付けです。
穴の位置を確認 少し特殊なサイズの穴です。 配線を確認 配線を通します。 いよいよ配置です。
位置が決まれば、通気口に合わせて規格としては140Φと少し特殊(?)なサイズで壁面に穴を開けて行きます。
コントローラーの位置を確認して配線を通し、金具を固定すればいよいよ本体の固定です。
室内側 外側 2階の空調の配管を交わしてます。
綺麗に設置ができました。
コントローラーにはサーモスタットも付いており冬の寒い日には自動で起動します。
冬場での効果の確認が楽しみです。